Leadの15周年ライブに行ってきた話

 

先月の30日、Leadの15周年ライブに行ってきました。タイトルは「感今導祭」。10周年のアニバーサリーライブと同じタイトルでしたね。タイトル通り、今のLeadをこの目でみて感じられる、素敵なお祭りでした。

 

そして私は、久しぶりにこんなに涙出ることあるのか、というくらいに泣きました。ここ数年でファンになった私には15年分の思い出なんかない。なのに涙が止まらなかった。

アンコールでのこと。15周年ライブということで、Lead、おめでとう!という掛け声でした。全3公演のラストである、30日2部の公演ではいつにも増してそのアンコールの声に一体感を感じました。Lead、おめでとう。その声のなかには長い間応援してきた人、デビューからずっとLeadのことを支えてきた人、そうではなくてもLeadが大好きな人。いろんな人が一緒になってこの記念すべき15周年をお祝いすることができる場所にいることがとっても幸せに感じました。
それと同時に、Leadがいろんなことを乗り越え、こうして15年活動することがなければ私はLeadと出会うことができなかったことに気づきます。MCをはじめいろんなところで、3人はファンの方、スタッフさん関わってくれた人のおかげで自分たちはいる、というような感謝を述べていた。好きになって数年のわたしからすればわたし個人に限っては感謝されるほどのことなんかしてないし、むしろLeadに感謝の気持ちしかありません。だけど、Leadを支える人がいなければこれまでLeadが活動してこれなかったことは揺るぎのない事実なのです。10年以上もの間、なにがあろうと好きな人を応援し続けられることは、並大抵のことではありません。思い返してみれば、わたしは10年以上何かに続けて取り組んだり、好きで応援し続けたりしたことがあったでしょうか。
そんなLeadを支えた人達がいたからこそ、LeadはLeadでいられたのだろうなあ。私はあの日のアンコールの声を聞きながら、そんなことをぐるぐる考えていました。


このあたりから笑顔でライブを楽しんでいた私の涙腺は緩み始めます。そして会場の声に応えて登場する3人。曲はデビューシングルである真夏のMagicで、後ろのスクリーンにはMVが同時で流れていました。とっても可愛い、まだまだ中高生の4人。原曲とわざとかぶせで歌うという素敵な演出もありました。2部では(というか2部で気づいたから、もしかすると1部もそうだったかも…)宏宜のパートを誰も歌わず、原曲の声を聞かせてくれた時は大きな歓声上がっていました。後ろにうつる15年前のLeadと今、私たちの目の前にいるLeadを見て、涙があふれました。こんなに幼いときから今まで15年間、Leadでいてくれてありがとう。そんな思いでいっぱいになりました。
真夏のMagicでも、その次のshow me the wayでも、会場の掛け声や歌声は揃っていて、あぁ、このLeadが大好きな人しかいない空間ってなんて幸せなんだろうと思いました。そんな幸せな気持ちの中、大好きなLeadがLeadでいてくれることが嬉しくて、涙が止まりませんでした。Leadがこんなにも大好きなんだ、と止まらない涙を流しながら、笑顔で歌っているわたしがいました。
ライブが終わった後は抜け殻のようになり、座席に座ったまましばらく動けませんてました。そのまま動きたくなくて、いつもは終演した瞬間にすぐ帰ってしまうわたしが、会場から出ることすら寂しかった。こんなに充実感に溢れていて余韻から抜け出せないライブは初めてかもしれません。

さきにアンコールのことばっかり書いてしまいましたが、本編も最高のライブでした。FLY AWAYから始まり、宣言通りアンコールの2曲を除く全シングル30曲がノンストップで披露されました。ライブを見るまで「いやいやノンストップって、、、着替えないの!?何かしらで止まるんでしょ?」なんて思っていたけど、メンバーがステージから消えることは一度もなく曲はノンストップで続き、衣装替えも行われていたのです。
2時間弱休憩なし(MCが休憩だというつもりは無いけど)のライブはきっと簡単にやりましょうと言ってできるものではないと思います。ましてやダンスも歌もぶっ続けなんて終わった今でも信じられない。(というか1日2公演したのは本当に意味がわからない。体力がバケモノ過ぎる。褒めてます。)今でもそんなライブやコンサート、見たことがありませんでした。
ところどころ辛そうだというか、そんな気持ちが垣間見えるような表情も見受けられました。ダンスナンバーが続いたStillなんかきつかったよね。特に本編ラストの新曲。輝はとっても疲れたように見えました。それは疲労感というより、ラストの公演にすべてをかけてきてくれたという表現の方が適切かもしれません。その顔がなんともかっこよくて、強く印象に残っています。
そんなノンストップライブ、無理をしてでもやることに意味があったんだろうなぁ。15年前から最新までのLeadの曲を使って、今のLeadを100%で見せてくれたように感じて、嬉しかったです。ステージ上でパフォーマンスに真摯に向き合う、Leadがやっぱり大好きです。

 

最後に。わたしが好きになった時にはもう卒業していた宏宜について、パフォーマンスを見にいったこともないのに、応援することもできなかったのに、好きだとか、ありがとうだとか言及することに抵抗がありました。悔しいけどわたしなんかが宏宜について語ることなんてできない、と。今もまだそういう気持ちはあるけれど、わたしが今のLeadがあることはもちろん、直接的ではないにしろ、そんなLead出会うことができたのも宏宜がいたからこそだと思っています。宏宜にいっぱいいっぱいのありがとうを言いたいです。

 

 

アイドル

 

 

アイドルって一体何なのだろうか。

どこまでがアイドルで、どこまでがアイドルではないのか。ふと考えてしまいました。

 ここで私がお話ししたいのは、○○の事務所だから、パフォーマンスがどうだから 彼ら、彼女らはアイドルだとか非アイドルだとかそういうお話ではありません。

 

私はアイドルが好きです。女の子も男の子も。何が好きなのかと問われると一言では答えられないけど、1つ言えることは非現実的なキラキラした世界を見せてくれる、ということかな。

アイドルを好きになってだいぶ長い時間が経ちましたが、その間に応援していた子はたくさんやめて行きました。もちろん同じグループではなくいろんなグループ。いろんな理由でいろんな子達がアイドルをやめました。そのなかで今もアイドル活動を続けている子はいません。

やめる、と言っても色々なパターンがありますよね。事務所、本人から直々に卒業発表があり、卒業を機に会える機会つくってくれるケース。例えば卒業コンサートだったり卒業公演だったり。卒業公演を終えても握手会に参加するなんてこともありますよね。卒業するに関してはつらくても、応援してきたファンにとっては1番幸せな終わり方だと思います。

または、事務所やタレント本人から卒業発表があっても、もう会えるチャンスがない場合。やめてしまう事実だけ伝えられ、あぁあの時もっと会いに行けば良かった…後悔ばかりが残ります。

それから、事務所や本人たちの口からもやめる、卒業する、などの言葉を聞くことができないというパターン。主にSNSを使うことができないジャニーズJr.にありがちなパターンでしょうか。SNSを使うことができてもはっきりとしたことが言えなくて、応援してくれた人、仲間に感謝を述べることしかできず、ファンはそれを察知しかできない。やめるという言葉を一切発さず、最後の公演中に涙するなんてことを耳にしたことがあります。

他にもあるかもしれませんが、わたしが見てきたなかで大きく分けるとこのような感じでしょうか。

やっぱりこうやって考えてみるとと卒業発表があって、最後に会える機会を作ってもらえることがどれだけありがたいことなのかわかります。初めて推しの卒業を経験した時がまさにこのパターンで、握手会で泣きながらお別れしたことを今でも覚えています。

ここ最近ではその当時ほど現場に足を運べていないこともあり、お別れも感謝も伝えられないまま…なんてこともありました。いまはTwitterという便利なものがあり、一方的であれば伝えることはできるのですが。

 

アイドルはどこまでアイドルなのか。というお話でしたね。過去、アイドルをやめた推しのなかにはアイドルをやめても芸能活動を再開する人もいたし、自分自身で制作活動をしてる人もいます。Twitterなど何かしらで彼女たちの近況を知ることができました。でも、なんらかの活動をしている推しを見ても正直、アイドルをやめた彼女たちに現役の時と同じレベルの興味を持つことができませんでした。あぁ、やっぱり自分ってアイドルが好きだったんだなぁと改めて実感した瞬間でもありました。

卒業後、普通の女の子に戻った推しの様子は、探ったりしない限りわかりません。だから私の中では卒業当時で時が止まってしまっているのでした。自分にとってはずっとずっと好きだったアイドルのままなんです。例え高校生が大学生になっていても、社会人になって働いていても、結婚していても。

となると、アイドルって結局言葉の意味通り偶像であって、こちら側の勝手なイメージでしかないのだろうか。わたしがアイドルだ!と思えばアイドルだし、そうではないと思えばそうでない。その人のことをアイドルだ思う人が1人でもいるのなら、彼女たち、彼らがいくつだったとしてもアイドルなのです。だってその人にとってのアイドルですもんね。という風にわたしが思うのは、アイドルとしてステージ上で、テレビ越しで輝いている推しが1番好きだからなんだと思います。

1つ言えることは、後悔しないように、会いたいときに会いに行くことです。どんな事務所、グループにいてもいつ自分たちの前に現れなくなるか分かりません。

若いうちから芸能界に入って、若くでやめちゃうなんて勿体無い。そうと思うことが多いけど、逆に自分の将来をしっかり考えて決断できてきるのかな、と思うことにしています。やっぱり応援しているひとには幸せになってもらいたいし、どんな道であれ夢を叶えて欲しいなって思います。

素敵な夢を見させてくれて、ありがとう。